R:インストール済/読込済パッケージの確認方法
様々な関数やデータセットが集められているパッケージは大きく分けると3種類あります。
- Rをインストールした際に自動的にインストールされ、すぐに利用可能な状態にあるパッケージ
- Rをインストールした際に自動的にインストールされているが、読み込みが必要なパッケージ
- 別途インストールが必要なパッケージ
今、自分のPCにある利用可能なパッケージは、libraryで確認できます。
>library()
なお、Rをインストールした際には、利用可能なパッケージは7個あります。
base / datasets / grDevices / graphics
/ methods / stats / utils
同じく、インストールまでしているパッケージはsearchで確認ができます。
>search()
こちらはRをインストールした際には20個のパッケージがあります。
MASS / boot / class / cluster / codetools
/ foreign / grid / kernSmooth / lattice / mgcv
/nlme / nnet /rcompgen / rpart / spatial
/ splines / stats4 / survival / tcltk / tools
このインストールまでしたパッケージを利用可能な状態にするにはlibraryを用います。
>library(MASS)
インストールしたけど、いまいちどんな内容のパッケージかわからへんねんなってときには、helpでパッケージの中身を確認することができます。
>help(package="MASS")
インストールもしていないパッケージをインストールするには、メニュー項目の「パッケージ」(Windows)もしくは「パッケージとデータ」(Mac)をクリックして「パッケージインストーラ」をクリックとしていけば、インストールできます。
ですが、パッケージの名前が分かっていれば、より手間なく簡単にインストールすることができます。
>install.packages("qcc")
現在5000程度のパッケージがネット上で無料公開されています。
その中には最新の統計手法を用いたパッケージもあります。
是非とも様々なパッケージを適切につかってより良い解析を実施していきましょう。
【参考文献】
Rによるデータサイエンス - データ解析の基礎から最新手法まで
- 作者: 金明哲
- 出版社/メーカー: 森北出版
- 発売日: 2007/10/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 36人 クリック: 694回
- この商品を含むブログ (63件) を見る