R:ヒストグラムを描こう
1. データの準備
Rをインストールした際にはいっているデータ"iris"の
品種setosa(1〜50行)の第2変数Sepal.Width(ガク片の幅)
のヒストグラムを作成します。
対象のデータは次のようにして確認することができます。
> iris[1:50,2]
2. ヒストグラムを描こう
関数histを用いるとヒストグラムが作成できます。
> hist(iris[1:50,2])
少しそっけないですね。
引数"col"を用いると色をつけることができます。
引数"main"でグラフのタイトルがつけれます。
引数"xlab"でx軸の名前がつけれます。
> hist(iris[1:50,2],col="blue",main="iris",xlab="Sepal. Width",)
この"main"や"xlab"は他のグラフでも使えます。
その他については
help(hist)
で詳細を確認できます。
関数histでは、引数breaksを用いて階級を自由に設定することができます。
引数breaksは各棒の境目の値のベクトルを用います。
境目を1,2,3,4,5にする場合はbreaks=c(1,2,3,4,5)またはbreaks=c(1:5)を用います。
> hist(iris[1:50,2],breaks=c(1:5))
注意としては、階級をデータ範囲より狭くすればエラーがでます。
> hist(iris[1:50,2],breaks=c(1:3))
以下にエラー hist.default(iris[1:50, 2], breaks = c(1:3)) :
'x' の一部分が数えられていません。多分 'breaks' が 'x' の範囲全体をカバーしていません